近年「ノコギリヤシ」という植物は「薄毛」「排尿障害」「前立腺炎」などの抑制や改善に効果があると期待されています。
ノコギリヤシの効能は未だ研究段階ですが、主に「男性ホルモン」に良い効果があると判明しており、男性型脱毛(AGA)の治療薬として有名ですが、それとともに精力増強効果があるとも言われています。
しかしシトルリンやアルギニンなどの成分や、クラチャイダム、高麗人参などの漢方植物と比べてダイレクトに精力アップ効果が出るものではありません。
摂取しすぎると逆に精力が減退するという副作用もあります。
この記事では、まだまだ未知の植物である「ノコギリヤシ」の正体と精力との関係に迫っていきます!
目次
ノコギリヤシとは?
ノコギリヤシとは北アメリカに生息するヤシ科の植物です。薬やサプリメントなどに利用されているのは赤く成った果実の部分で、その他の部分に関しては、ハーブや燃料などにも利用されています。
アメリカでは前立腺炎や前立腺肥大などの病気に効果があるとされており、基本的に薬の成分としての認識が強いです。日本では健康食品としてサプリに配合されているケースが非常に多いです。
ノコギリヤシの有効成分とは?
ノコギリヤシの有効成分は「βーシトステロール」です。何やら強そうな名前が出てきましたね。この「βーシトステロール」はジヒドロテストステロンの変換を抑制してくれます。
これだけ言っても意味がわからないと思いますので、もっと詳しく見ていきましょう。
男性は男性ホルモン(テストステロン)を分泌します。これが男性らしい骨格を形成したり、体調を維持する大切な物質になります。
しかしこの男性ホルモンは5aーリアクターゼという酵素によって、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
このジヒドロテストステロンは男性器の成長に必要不可欠なものですが、年齢を重ねることで増えてきます。
必要以上のジヒドロテストステロンが体内に発生するとどうなるかというと、「抜け毛」「前立腺肥大」の症状が出てくるのです。
ノコギリヤシの「βーシトステロール」はこのジヒドロテストステロンの発生を抑制し、抜け毛や前立腺の病気を防いでくれるのです。
ノコギリヤシと精力の関係
では、ノコギリヤシは精力アップにどう関係しているのでしょうか?これは2つあります。
1、前立腺肥大を改善し間接的にED(勃起不全)を解消する!
前立腺は精子を分泌する器官です。ジヒドロテストステロンによって前立腺の機能が低下してくると精子濃度が低下したり、量が少なくなります。
精子の量や濃度は「性欲」にも関係しており、セックスレスやEDなどの原因になります。又、前立腺肥大は勃起力を低下させる大きな原因にもなっています。
2、男性ホルモンの増加で「精力」「性欲」ともに向上!
ノコギリヤシに含まれている「βーシトステロール」は男性ホルモンのジヒドロテストステロンへの転換を抑制してくれます。
つまり、結果的に男性ホルモンの分泌量が増えるわけですから精力も性欲もアップするということです。
男性ホルモンは神経伝達物質「ドーパミン」の分泌を促します。これは「活力」「幸福感」を感じる大切な物質であるとともに、性欲を感じる大切なものでもあります。
さらに男性ホルモンは陰茎海綿体の毛細血管内に一酸化窒素(NO)発生させる物質でもあります。
一酸化窒素の発生は勃起の仕組みの中で欠かせないのは、当サイトを熟読して頂けていればお分かりだと思います。
ノコギリヤシの副作用
ノコギリヤシの1日の摂取目安は320mgとされています。
ノコギリヤシはハーブ植物の中での効果はマイルドと言われているので、安全性が高く副作用はほとんどないことで信頼性が非常に高いです。
しかし、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、摂取しすぎることで腹痛、吐き気、めまいなどの副作用が起こることがあります。
摂取するには適切な量を守り健康を維持していきましょう。
まとめ
ノコギリヤシの成分である「βーシトステロール」は薄毛や前立腺肥大などの男性特有の問題を改善してくれる強い味方なんですね。
間接的に、男性ホルモンの分泌を促しますので、精力アップにつながるということです。
最近の精力サプリにはノコギリヤシが配合されていますので、可能性を感じた方は一度試してみましょう。
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