

膣内射精障害についてご存知でしょうか?
これは性機能障害の一種であり、ED(勃起不全)とは異なり、確かに勃起はするものの、女性の膣内での射精が困難になるという問題を指します。
最近では、この膣内射精障害を抱える男性が増加しており、これに関する原因や改善策についてのまとめをお届けします。
射精が極端に遅くなったり、なかなかイケない状況が続くと、女性の体にも大きな負担がかかります。
女性の体力が減少することで、膣内分泌液の量も減り、膣内が乾燥してしまうのです。
そのままピストン運動を続けると、膣内が擦れて痛みを感じることにもなります。
結果として、男性は仕方なくセックスを中断せざるを得なくなります。
女性は、男性への心配を抱えると同時に、自分自身の女性としての自信を失うこともあります。
膣内射精障害を抱えている方々は、ぜひ改善策を模索していきましょう。
この記事では、膣内射精障害の主な4つの原因とその解決策について詳しくご紹介します。
目次
1、経験不足による緊張で膣内射精障害になるパターン

性交渉の経験が少ない男性は、女性の裸に対して慣れていないことがあります。
女性の体をどのように愛撫し、相手を気持ちよくさせるかを考えているうちに、緊張が高まり陰茎の感度が低下することがあります。
その結果、射精感が得られず、お互いの体力が消耗してしまい、膣内で射精することができずにセックスが終了してしまうのです。
これは決して腰の振り方が下手だからではなく、単に経験不足からくる緊張が感度を低下させているだけです。
この問題は、経験を重ねることで徐々に改善されていくものです。
最初はぎこちなく、本能のままに性交渉ができないかもしれませんが、パートナーとの信頼関係が深まるにつれて、互いに最高の気持ちを得られるセックスができるようになっていきますので、安心してください。
特に若い男性に多く見られるのが、「前回射精できなかったから、今回も難しいかもしれない」といったトラウマが習慣化しているケースです。
安心してください。若い男性であれば、膣内で一度に何度も射精できる潜在能力を持っています。
必要なのは、その精力を引き出すためのリラックスした心の状態を作ることです。
パートナーとの関係を深め、信頼を築いていくことが大切です。
2、刺激の強いオナニーに慣れて膣内射精障害になるパターン

膣内射精障害に悩む男性の中には、「刺激の強いオナニー」に慣れてしまった方がいます。
強く陰茎を握りしめて射精を促すオナニーは、注意が必要です。
手の圧力と膣の圧力を比較すると、手の方が圧倒的に強いのです。
「強い刺激がないと射精できない」という習慣がついてしまうと、膣内での快楽を感じられず、体力が尽きて射精できなくなってしまいます。
また、テンガなどのオナニーグッズも控えた方が良いでしょう。
マイルドな刺激を提供するテンガもありますが、手や膣内での接触よりも圧倒的に快感が強いため、本番で中折れする男性が増えています。
さらに、膣内射精障害の原因として「床オナ」も挙げられます。
これは、床に陰茎を擦り付けて非常に強い刺激で射精を迎える行為です。
また、雑菌が陰茎に付着するため、衛生面でも問題があります。
刺激が強く快楽度が高いため、やめられない男性やセックスの練習として行う方もいるかもしれませんが、床オナはセックスの練習ではなく、膣内射精障害を引き起こす訓練になっています。
床オナを行っている方は、今日からその行為をやめましょう。
膣内射精障害を改善するコンドーム・マス法
膣内射精障害の改善を目指すオナニーの方法が、精神科医によって考案されています。
これまで間違ったオナニーを続けて膣内射精障害になってしまった方は、ぜひ試してみてください。
・コンドーム・マス法
手順1:コンドームの中にゼリーやローションを入れます。
手順2:陰茎をコンドームに挿入します。
手順3:手で優しく握り、ピストン運動を行い射精を目指します。
コンドーム・マス法のポイントは、決して手の圧力に頼らないことです。
ローションと陰茎の優しい擦り合わせによって快楽を感じ、射精を目指すことが重要です。
要するに、膣内でも射精できるように、弱い刺激でも射精できる訓練を行うのです。
最初は刺激が不足して射精するまでに時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると相当な快楽を得られるようになるでしょう。
また、膣内射精障害に関しては泌尿器科や精神科、専門医院などで相談することが可能です。
正しいマスターベーションの方法についても教えてくれるため、どうしても改善が難しい方は、ぜひ勇気を持って受診してみると良いでしょう。
3、過激すぎるAVやアニメが原因で膣内射精障害になるパターン

現代ではインターネットの普及により、パソコンやスマートフォン、タブレットを使って簡単に無料の過激なAVやアニメ、画像などを視聴することができます。
これが原因で、理想と現実のギャップが広がり、実際のセックスでの興奮が得られず、膣内で射精できなくなるケースもあります。
特にアニメ好きな男性は、実際の女性の裸を見て失望することが多くあります。
アニメでは膣が美しく描かれているため、憧れを抱くことが多いですが、実際の女性の膣は毛が生えており、黒くいびつな形をしています。
この現実とアニメとのギャップが、膣内での射精を妨げる要因となっていることもあります。
また、AVを頻繁に視聴していると、男優のテクニックや大胆さ、勃起持続力に圧倒されて自信を失うこともあります。
AVを見ている時は興奮するものの、実際のセックスに入ると、AV男優のようにセックスをしなければならないと考えてしまい、身構えてしまうのです。
このような状態では、リラックスしてセックスに臨むことは難しいでしょう。
AVは他人に見せるためのコンテンツであり、視聴者に配慮して過激に撮影されています。
実際のセックスは地味で静かなものであり、基本的に女性はAVのように大声を出すことはありません。
現実のセックスとAVやアニメとのギャップに失望している男性は、しばらくAVの視聴を控えることをお勧めします。
また、視聴頻度を減らすことも有効です。
4、遅漏が原因で膣内射精障害となるパターン
遅漏が原因で膣内射精障害と診断されることもあります。
遅漏の原因は、先にご紹介した「緊張」や「刺激の強い自慰行為」以外にも、「アルコール」も影響しています。
アルコールは神経の伝達を遅くするため、勃起中枢から陰茎への興奮が伝わらず、EDや中折れを引き起こすことがあります。
さらに、アルコールは皮膚感覚を麻痺させるため、陰茎の感度も低下します。
早漏の場合には、少量のアルコールを摂取することで刺激が抑えられ、満足のいくセックスが可能になりますが、遅漏の場合には逆効果です。
「緊張」に関しては「パートナーとの信頼関係の構築」や「慣れ」で解消できますし、「自慰行為が原因」であればその行為を控えることで、実際のセックスで快楽を感じやすくなります。
ただし、「緊張」など心に起因する問題の場合、少量のアルコールがリラックスを促す助けになることもあります。
良い意味でも悪い意味でも、アルコールは神経の伝達を遅らせ、リラックスさせる効果があります。
心因性の遅漏の場合には、少量のアルコールがリラックス効果をもたらし、射精を促す手助けになることがあります。
飲みすぎると、勃起中枢や皮膚の感度低下を引き起こすため、ビールであれば2〜3杯程度に抑えるのが良いでしょう。
5、まとめ

いかがでしたでしょうか?膣内射精障害の原因は主に次の4つです。
- 経験不足による緊張が原因で膣内射精障害になるパターン
- 刺激の強いオナニーに慣れて膣内射精障害になるパターン
- 過激すぎるAVやアニメが原因で膣内射精障害になるパターン
- 遅漏が原因で膣内射精障害となるパターン
緊張や不適切なマスターベーション、現実と理想のギャップなどの理由から、膣内で十分な刺激を感じることができず、射精前にセックスが中断されてしまうことがあるのです。
自分に当てはまるパターンを見つけ、一つずつ改善していくことで、自ずと射精感を得られるセックスができるようになるでしょう。

当サイトには、20歳から27歳の男性から膣内射精障害に関する相談が寄せられています。
お話を伺っていると、やはり「緊張」と「アニメとのギャップ」が多いという印象を受けます。
経験が不足しているために射精できない場合、回数を重ねることで確実に改善していくことが可能です。
また、アニメとのギャップに関しては、記事内でも述べたように割り切って考えるか、視聴頻度を減らして現実の女性(パートナー)との性交渉を優先してください。
さらに、中高年の男性からも相談を受けることがありますが、多くの方が膣内射精障害と思われていても、実際は「中折れ」が原因であることがほとんどです。
老化による神経伝達の低下や、精子生成機能の衰え、血流の悪化などがその原因として考えられます。
生活習慣を見直したり、体を鍛えたりすることで改善を図れますが、栄養面では亜鉛やクラチャイダム、マカ、アルギニンなど、精力を高めるための総合サプリメントの摂取も効果的です。
緊急時には、ED治療薬を利用するのも良い選択肢でしょう。
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