どうもマコトです。この記事では、男性がセックスができない3つの大きな原因として「未完成婚」「勃起不全(ED)」「射精障害」についてお話していこうと思います。又、女性のワギニスムスなどの問題にも触れていきます。
さらに、2000年代から射精障害の患者が急増した理由についてもご紹介して行こうと思います。
目次
1、不妊の原因の半分は男性に問題あり!?
「赤ちゃんは夫婦の共同作業で授かるものです。」と言ったら、そんなの常識!と思われるでしょう。じゃあ「頑張ってもなかなか妊娠できない原因は?」と聞いたらどうでしょうか?
子作りは「夫婦の共同作業」であるにもかかわらず、女性側に原因があるのではないかと考える男性が多いです。でも、実際には、そうではありません。妊娠できない原因の半分は男性側の問題にあるのです。
「男性不妊症」の代表的なものとしては「無精子症」「欠精子症」というものがあります。
精液の中に精子がなかったり、その数が非常に少なかったりする状況です。これらの場合には、原因によって治療の仕方は変わりますが、ホルモン異常がある場合はホルモン投与で精子が生成される場合もありますし、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)(※1)という症状のように手術をすることで精子生成がうまくできるようになり妊娠にいたるケースもあります。
又、顕微受精、体外受精といった生殖補助医療によって妊娠を成功させる手段もあります。しかしながら精子や卵子には異常がなくても、セックスができないことでパートナーの女性を妊娠させることができない男性がいます。
2、性交渉ができない3つの原因とは?
この男性側の問題で性交渉がうまくできないケースは大きく分けて3つあります。
1、未完成婚
結婚をして夫婦になっているのにもかかわらず、一度もセックスを最後までしたことが無い。
2、勃起障害
勃起障害はED(Erectile Dysfunction)が正式名称です。若い頃や健康に気を使っていると起こりにくのですが、加齢に伴う動脈硬化やストレス、生活習慣などにより勃起障害を起こします。妊娠のプレッシャーで勃起ができなくなる妊活EDという種類の勃起障害もあります。
3、射精障害
射精障害はEDとは異なり、勃起は可能なのですが、最後の射精にまでたどり着けない症状のことです。この射精障害は自慰行為(オナニー)の場合には最後の射精まで至る男性もいて、精神的な問題も絡んでいることが多々あります。
1の未完成婚については、その言葉自体が初耳という人もいるかもしれませんね。
「結婚がいまだ完成していない状態」ということで、言葉自体はロマンティックに思われますが、現場は悲惨です。相手を愛しているのに最後までセックスできない症状なのですから。
日常的にセックスをしている方には理解できない症状かもしれませんよね。未完成婚にはいろいろな要因があります。1つの事例を挙げてみます。
夫は32歳、妻25歳で恋愛の末結婚しました。しかし2年経ってもセックスが最後までうまくできないのです。お互い結婚前にはセックスの経験がなく童貞と処女どうしで結婚しました。
体調が良い時に性交渉に挑んでみるも、やっぱり最後までできない。結果、不妊治療を行うために専門外来に行くことになったのです。
夫に事情を聞いてみると、妻に隠れてこっそりする自慰行為は最後の射精までできるんだとのこと。
しかし、結婚するまではセックスは実際にどうやってやるのかを知らなかったそうです。女性の体についてもよく知らない状況。中学校の保健体育の教科書でなんとなく学んで以来、女性の体について学ぶ機会がなかったのです。
こうした性に疎いカップルは近年非常に多いです。
男性に性の教育をする学校もないところもあり、セックスはどうやってやるのかを知らない男性がたくさんいるのです。セックスを当たり前のようにしている方には理解しがたいことですが、こうした事情がありパートナーと思うように性交渉ができないケースもあるのです。
3、性交渉ができない女性側の問題「ワギニスムス」
この性に疎い「未完成婚」の他に性交渉を阻害する原因として「勃起障害(ED)」と「射精障害」があります。
簡単にいえば、勃起させたくでも勃起できないのがED(勃起不全)で、射精したくても射精できないのが射精障害です。この勃起不全と射精障害は似通っている部分もあるのですが、分けて考えることが大事です。
ちなみにですが、女性にも性機能障害はあります。一番多いのが「性交痛」です。膣内の膣分泌液が少ないことでペニスの摩擦が強くなり痛くて性交渉ができない問題です。これが原因でセックスレスになってしまう夫婦やカップルはとても多いです。
又、ワギニスムスと言ういわゆる「膣痙攣」も女性の性機能障害の1つです。
膣痙攣というと、性交渉中に急にペニスが抜けなくなると言う笑い話になることが多いです。しかし実際は抜けなるなると言うことはほとんどないようです。膣痙攣により問題になるのは、膣の入り口が硬く閉ざされてしまって男性が挿入できないと言う問題がほとんどです。
4、ED患者は1000万人超えしている!?
日本人のED(勃起障害)患者数は2012年の日本性機能学会の発表によると1130万人いるそうです。
内訳としては、中程度のED(調子がいいと十分な勃起を維持することができる)患者が870万人、完全ED(性交渉のたびに十分な勃起力がなく維持もできない)患者数は260万人で合計で1130万人となります。
ED患者数が1000万人超えというのは衝撃的な数字だと思います。
日本の人口が約1億人としたら10人に1人がEDという計算になってしまいます。しかもこの数値は1998年に発表されたものですから、高齢化が進んでいる日本では潜在的ED患者(EDだけ病院にいかない人)も含めると1000万人をはるかに上回るED患者数がいると想定されますよね。
しかし、この勃起不全に歯止めをかけるかのようにある救世主薬が出ました。そうです。「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」です。これは勃起を阻害するPDE5と言う酵素を排除してくれ、スムーズな勃起を実現する薬です。
このED治療薬はもともと狭心症の薬として開発・処方されていたのですが、ペニスの元気にも効果が絶大と言うことでED治療薬としても処方されるようになりました。
このED治療薬のおかげで多くのED患者がEDを克服することに成功したのです。
このEDという勃起不全と同時に浮かび上がってきた問題が「射精障害」です。
勃起はするのに射精ができない良い症状は正常な性機能を持っている男性であれば不思議に思うことでしょう。
90年代に入ったことから、専門医院で「射精障害」の患者が急増したと言う歴史があります。これはED治療薬の発売がきっかけで「射精障害」で悩んでいる人が浮き彫りになってきたと言われています。
日本で初めて発売されたED治療薬は「バイアグラ」で1999年に厚生労働省より認可がおりました。EDに効果絶大だ!と言う評判が強く、認可が降りる前にアメリカから個人輸入して服用していた人もいたくらいです。
このED治療薬が出てきたからは、「EDは治せる病気なんだ!」と言うことが証明され、射精障害で悩んでいる人が浮き彫りになってきたのです。
これが射精障害が急増した本当の理由です。射影障害は間違った自慰行為(オナニー)をすることが主な原因とされています。
床オナや強いグリップでのオナニーは膣圧以上の刺激を感じてしまうので、膣内での刺激を感じにくくなります。コンドーム・マス法などで膣内で射精できるように改善していきましょう。
まとめ
セックスがうまくできない大きな原因は「未完成婚」「勃起障害」「射精障害」でした。ご自身の症状と照らし合わせて、自分はどんな性機能障害になっているのかを把握することが大事です。
「未完成婚」の場合には、性交渉について慣れることが最優先です。欲がない場合には専門医院のカウンセリングを受けることも大切になります。
「勃起障害」「射精障害」については、加齢や生活習慣による動脈硬化、ストレス、睡眠不足、間違ったオナニーなどが原因となっています。
それぞれの原因に合わせてアプローチする改善策は異なります。ジャンルごとに改善策を精力レスキューで紹介していますので、参考にされてください。
1999年にED治療薬が発売され男性の精力を支えてきましたが、近年では健康と同時に精力をあげる「精力サプリ」に人気があります。ED治療薬は「頭痛」「めまい」「吐き気」「発汗」などの副作用があり、又食事をしたり酒を飲むと効果が急激に落ちてしまう問題がありました。
しかし精力サプリは健康食品の部類ですから、食事をしても、お酒を飲んでも問題ありません。いつでも、どこでも効き目をきにすることなく、「自然に勃起」できる体調を整えてくれます。
値段も精力サプリのほうが圧倒的に安いです。ED治療薬は1錠で1500円しますが、精力サプリなら1回100円程度です。月々数千円で毎日飲むことができます。
ちなみに、精力サプリに配合されているのは、生薬・漢方に使われている健康素材「クラチャイダム」「マカ」「マムシ」「すっぽん」「高麗人参」などです。
動脈硬化を軽減し、血流を促進して勃起を促すだけではなくて、内臓の働きや神経伝達を改善し、老いた体を若返らせる抗酸化作用もありますから、精力を回復するには精力サプリがもってこいなのです。
しかし、デメリットもあります。精力サプリは2〜3ヶ月飲み続けて緩やかに効果が出てくる健康食品です。つまりED治療薬のように飲んで1時間後に精力が高まる即効性はないのです。
健康を意識されている方は、緩やかに体調と精力が回復してく精力サプリがいいでしょう。一時しのぎならED治療薬に頼るのもありですね。
精力サプリは「効果のない模倣品」が多く出回っていますが、そういった粗悪品はリピートされずに淘汰されていきます。
実際に長く飲まれ続けている人気の精力サプリとは?