性機能障害とは性器に問題を抱えており、満足が出来る性交渉が出来なかったり、妊娠に至ることが出来ない総称を表します。
一般的に性機能障害と聞くとED(勃起不全)などの病気がイメージされますが、女性も妊娠できないなどの性機能障害があります。
この記事では性機能障害について広く解説していきます。
目次
1、性機能障害とは?
性機能障害の実例を男女に分けてご紹介しましょう。
<男性の性機能障害の事例>
1、ED(勃起不全)
EDとは十分にペニスを勃起させることが出来ない症状です。主に40代、50代などの中高年男性が悩む症状です。近年ではストレスで20代男性でも勃たない症状が出る「心因性ED」が増加しています。
2、早漏(そうろう)
早漏とは自身で射精をコントール出来ない症状です。性器への刺激が慣れていない、経験が少ないことでちょっとした刺激や興奮で射精してしまう症状です。
3、遅漏(ちろう)
遅漏とは早漏の反対でなかなか射精出来ないことを言います。精神面でのストレスやその他様々な要因で起こります。
なかなか射精出来ないので女性の膣内が乾燥してきて、痛めてしまったり、男性側の体力の問題で疲れてしまったり、中折れしてセックスの中断になります。(膣内射精障害とも言われます。)
4、性欲減少障害
年齢を重ねてくると男性ホルモンが低下して性欲が弱まってきます。その強弱は人により異なります。近年では男性ホルモンの低下で男性更年期障害を発症する男性もいます。
5、性嫌悪障害
パートナーを好きでも性的な行為自体を嫌う現象です。幼少期のトラウマや暴力的な性的動画を見ることで発症する男性がいます。
<女性の性機能障害の事例>
1、膣痙攣(ちつけいれん)
膣挿入部分が緊張や刺激で閉じてしまう症状です。
挿入前であれば挿入出来ないで済むのですが、挿入時に膣痙攣を起こすとペニスが抜けなくなり、救急車を呼ぶ事態になる事例もありました。
2、性交疼痛症
性器に痛みがあり性交渉が出来ない症状。
2、性機能障害の原因
男女ともに性機能障害の原因となっているのは「加齢」によるものが主になっています。
ホルモンバランスの崩れや血流の低下などが原因となっています。しかし近年ではこの性機能障害の原因は「疲労」が原因になっているケースも出てきています。
働きすぎの「過労」、人間関係のストレスなどで自律神経が乱れたり、体調を崩すことが引き金になっています。
又、心因性の部分が原因になっていることもあります。
性的な行為へのトラウマや嫌悪感で深層心理のどこかで性交渉に対して恐怖や嫌悪感を抱いているのです。又、食生活、睡眠、酒、タバコ、薬、などの生活習慣が関係していることがあります。
原因は様々ですが、ご自身の生活習慣と心の部分に照らし合わせて原因を特定する必要があります。
3、性機能障害の治療方法
性機能障害の治療に関しては、その症状によって様々です。
EDや中折れなどの症状には、バイアグラや精力サプリメントを服用して治療したり、精神的な部分で勃起が出来ない場合には心療内科を受診することもあります。
早漏などの症状には薬や直接亀頭に塗るクリームなどがあります。又、お金をかけないスクイーズ法というものがあります。
女性の場合には、外科的な手術が場合によっては必要になったり、精神面の問題であれば心療内科、精神科を受診します。
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