

心因性EDは体調は問題ないのに、気持ちの面で何かしらの問題があり、勃たないという種類のEDです。
また、心因性EDが習慣になる性質として、一度EDになると「また勃たないんじゃないか・・」という予期不安が大きな原因になっています。
気持ちも落ち着いていて、リラックスしているのに、ふとした瞬間に「中折れするかも・・」と不安を感じてその通りになってしまう男性もいます。
本来セックスという行為は「リラックス」して「快感」を感じながら行うものです。
決して「緊張」しながら行うものではありません。
心因性EDの対策には「パートナーの理解」が必要不可欠です。
気持ちの面で勃起不全になっているのですから、パートナーと性行為をするときに「信頼感」「安心感」がなければずっと心因性EDのままになります。
この記事では、心因性EDを発症する3つのパターンとその対策方法をご紹介します。
目次
1、精神疾患による心因性ED(薬剤性ED)

うつ病や統合失調症などの精神病になることで興奮を感じる中枢神経の働きが低下しEDになるのです。
また、これらの精神病を治療する薬も心因性EDに拍車をかけています。
例えば、抗精神病薬ですが、これはドーパミンを抑制する働きがあります。
ドーパミンは神経伝達物質で、五感で性的な興奮を感じた際に脳内で発生し、脊椎を通って陰茎に伝わり勃起を促します。(勃起のメカニズム)
この勃起の根元であるドーパミンを抑制することで勃ちにくくなるのです。
また、ドーパミンが抑制されることで「プロラクチン血症」という副作用が起きます。
このプロラクチン血症は、性欲を減退させたり、精子の生成を抑え、勃起障害を起こすものです。
さらに、うつ病の場合には、精神を安定させたり幸福感を感じる「セロトニン」が不足しているため、薬で強制的にセロトニンを増やします。
セロトニンが強制的に増やされることで、ドーパミンやアドレナリンが抑制されEDのきっかけになるのです。
病院に行きますと、抗精神病薬とED治療薬は相性がいいのでどちらも一緒に処方してくれます。
しかし、精力を落とす効能のある薬と精力上げる薬を同時に服用しても問題はないのでしょうか。
ED治療薬は勃起を阻害する酵素であるPDE5を抑制することで勃起を促します。
つまり、精神病薬の副作用を抑えるものではなくて、勃起しやすい体調を作ることだけに過ぎません。
心因性EDを根本的に治したい場合には、まずはその原因となっている精神病の方から治すことが合理的です。
ED治療薬は強制的に血流を上げる特効薬です。
即効性もありますし、心因性EDの男性にも病院ではよく処方されています。
精神病を治すことが最優先ではありますが、その間にも男性としての営みをしたいと思います。
その場合には、バイアグラなどのED治療薬を服用してもいいでしょう。
2、表層心因による心因性ED

表層心理とは、日常生活で感じているストレスや悩みのことです。
- 金銭的な不安
- 将来の不安
- 会社での人間関係のストレス
- 男性器に自信がない(恥ずかしい)
- 妊娠への恐怖
など、生活の中で大きくストレスになっていることで頭がいっぱいになっている場合、心因性EDを発症するケースがあります。
特に、相談を寄せられる男性の方で、「借金の返済」に追われて心因性EDになってしまったという方がいます。
このように、生活の中で大きくストレスになっていることがあると心因性EDの引き金になることがあります。
悩みを抱え、不安やストレス状態になっていると、脳がリラックスできません。
常に緊張している状態ですと、交感神経が優位に働きます。
しかし、勃起するためには、神経が落ち着いており、穏やかでリラックスしている副交感神経の働きを優位に立たせないといけません。
また、ストレスは神経の働きも低下させます。
男性は五感で性的な刺激を受けると、脳内でドーパミンという神経伝達物質を発生させ、脊椎を経由して陰茎に興奮を伝えます。
この一連の神経伝達が、ストレスによって抑制されます。
悩みや不安があなたの精力を減退させ心因性EDに拍車をかけているのです。
若い男性の場合には、女性の前で裸になることに慣れていなかったり、自分の体や性器に自信が持てないことで心因性EDになることがあります。
実際の事例では、パートナーの女性に自分の男性器を小さいと笑われてしまったためにそれが自信喪失・トラウマとなり、心因性EDになるケースもあります。
こういったケースの場合には、パートナーとの心のつながりをもっと深くし、理解してもらうことが大切です。
「俺がこの子のために(がっかりさせないために)頑張らないと・・」
という重荷を背負ってセックスするようでは不安が強くなり心因性EDの原因となります。
パートナーと互いの性行為への理解をして、一緒に楽しいセックスができるようにしましょう。
セックスの前に、心のつながり(信頼)が重要なのです。
パートナーのちょっとした思いやりの一言で安心感を持てるようになり、スムーズにセックスできるようになる若い男性は非常に多いですよ^^
3、深層心因による心因性ED

このケースは本人が原因として気づいていない場合がほとんどです。
心因性EDを誘発する深層心理として、
- 他人への憎悪
- 辛い体験による悲しみ
- 幼少期のトラウマ
- 性行為に対する罪悪・嫌悪感
などが挙げられます。
ほとんどの心因性EDの男性は、「日常生活でのストレス緩和」「パートナーの理解」によって改善を図ることができます。
しかし、器質的でもなく、表層的な心理の問題でもない場合には、心の奥深くにこびりついている問題を解決することで心因性EDを解消することができると言われています。
どんな手段を取っても「全く勃起することができない」「興奮を感じることができない」という場合には、かなり重症レベルとなります。
そういった時には、何かしらの病気が原因になっていたりすることもありますから、病院へ行かれることをお勧めします。
また、心理療法を行うことで心因性EDを改善されるケースもあるようです。
念頭に置いておきましょう。
4、心因性EDの対策方法

精神疾患による心因性EDの場合
うつ病や統合失調症などの精神病を患っている場合には、その病気だけで神経の伝達が悪くなるのでEDを発症する可能性があります。
さらに、抗鬱薬などの治療薬の副作用で精力が減退する症状が出ますので、心因性EDを治す前に、精神疾患を治すほうに注力するといいでしょう。
根本的な原因を解決することです。
しかしながら、病中でも行為をしたい時もありますよね。
その際には、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの日本で認可されているED治療薬を飲むといいでしょう。
ペニスへの血流を数時間急速にアップさせてくれますので、スムーズな勃起ができるようになります。
又、ED治療薬と違い、副作用のない精力サプリメントも近年人気を増しています。
精力サプリメントは、「健康を整えながら自然と勃起力を上げる」ことをコンセプトにしている健康食品です。
アルギニンやクラチャイダム、マカ、スッポンエキス、牡蠣エキス、高麗人参など、血行を改善し、滋養強壮してくれるものです。
服用して30分後に勃起力を一時的に上げてくれるED治療薬は緊急の時に。
毎日飲み続けて、健康を促進し、勃起力をいつでも高く保てる精力サプリは長い目で飲むといいでしょう。
表層心理による心因性EDの場合
日常的な不安や悩み、トラウマなどから心因性EDになるケースの場合にはその問題を解消することで基本的に改善に向かうケースが非常に多いです。
会社の上司のパワハラで心身共に疲れ果てEDになってしまった男性が、その上司が人事異動した途端にEDが改善したという事例があります。
毎日のお仕事で疲れは溜まっていませんか?
疲れが慢性化すれば精神・神経面にも悪影響が出てきて、体調を壊します。
まずは、体調を整え、疲れを取ることが先決です。
表層心理によるEDの3つの対策方法を紹介します。
1、性行為に慣れること
特に若い男性の場合には性交渉に慣れていないことで「緊張」し心因性EDを発症するケースがあります。
この場合には、いきなり病院に行ったり、ED治療薬やサプリメントを飲むのではなくて、そのパートナーの女性と慣れていくことに集中しましょう。
若いのですから、十二分な勃起力、精力は備わっています。
その力を発揮できるようにパートナーとの信頼関係と愛を深めてセックスに臨むようにしてください。
2、日常の悩みや不安を解消・緩和する
悩み不安は交感神経を刺激して脳が「興奮状態」になります。
ずっと交感神経が優位に立っていると、体をリラックスさせ疲れを取る副交感神経の働きが低下します。
また、リラックスした脳の状態でなければ、興奮は陰茎海綿体(ペニス)に伝わりませんので勃起できなくなります。
日常の不安やストレスは改善できるのであれば出来る限り改善し、外的な問題でストレスを感じているようであれば、その物事への接し方をポジティブに変えて、なるべくストレスを感じないようにする生活習慣が大切になってきます。
腹が立つ上司がいれば、
- 「悪い上司の良い例だな!」
- 「こうやって人と接すると嫌な思いをさせるんだな」
- 「毎日こんなに怒ってみんなから嫌われて本当に可哀想な人だ・・」
と、その人を学びの材料にしたり、上のレベルから見下ろすことで気分が楽になります。
同じ土俵で向き合っている以上は何も変わりません。
難しいかとは思いますが、あなたの悩みや不安がどのようにしたら緩和するか考えアクションを起こしましょう。
3、自信をつける
セックス自体に自信をつけることも1つの改善策と言えます。
緊張して勃起できないのであれば、一時的に副作用もありますが、ED治療薬を服用し、満足できるセックスをすることもいいでしょう。
若い男性は一度成功体験を積めば次から自信を持ってセックスに臨めるケースが非常に多いです。
精力サプリメントの場合には「持続力向上系」「増大系」などの効果がある種類もあります。
パートナーの女性によっては、大きく、長く勃起してくれている方が喜んでくれることもあります。
それが男としての自信になり、心因性EDを卒業させるきっかけになるでしょう。
深層心理による心因性EDの場合
心の深い傷が原因となって起こる心因性EDです。
特に、幼少期のトラウマや性交渉に対する罪悪感・嫌悪感が引き金になっているケースが多いようです。
自身で気がついているとしても自分一人で折り合いをつけ解決できる人はほとんどいません。
心理療法を専門に扱っている医院に行くといいでしょう。
5、心因性EDまとめ

心因性EDと言っても原因は様々です。
- 精神病(薬)が原因で発症するED
- 日常の悩みや不安で発症するED
- 深層心理の引っ掛かりが原因で発症するED
など、人によって様々です。
大切なのは、
「何が心因性EDの原因になっているのか」
を、特定することです。
原因が分かればそれに合った対策を講じることができます。
特に、仕事や人間関係のストレスの場合には、混合型EDと言って、体調面からEDを引き起こしているケースもあります。
その場合には、メンタル的なケア以外にも、疲労回復をすることが大切です。
ED治療薬では不可能な、「滋養強壮」「疲労回復」「免疫力向上」などの効果のある精力サプリメントの力をかりることもいいでしょう。
心因性EDになる男性は心が綺麗で真面目な方がとても多いです。
1つ1つの問題に紳士に向き合い人を大切にされる方が多いです。^^
しかし、世の中には不誠実で人を傷つけることが趣味のようになっている人もいます。
そういう人の言動を真面目に間に受けず、どうぞ気軽に心を保つようにしてください。
あなたはそんな不誠実な人よりも何十倍も魅力的で努力しています。
ご自身に自信を持って堂々と毎日を過ごしてください^^
PS
心因性EDは、中折れしたりすることで自信を失っていることが大きな原因になっていることが非常に多いです。
専門医院に行っても、心因性EDを改善するために成功体験を積ませる対策をします。
それが、ED治療薬の服用です。
服用後30分〜1時間程度で、ペニスの血流がアップし、強力な勃起が4時間程度持続します。(バイアグラの場合)
もし、勃起に自信がない・・という場合には、一度ED治療薬を試してみてください。
一気に自信がついて、生活にハリが出る男性が多いです。
ED治療薬は、専門医院に行かなくてもオンライン診療で安全に購入することが可能です。

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