精力のない僕に彼女がこっそりしてくれたこと。

精力がないので振られました。

もともと精力に自信がなかった私ですが、自分の性欲は人並みだと信じていました。しかし、付き合った女性たちからは「どうしてそんなに求めてこないの？」と責められることが続き、次第に自分の精力が弱いのではないかという疑念が芽生え始めました。

そんな時、彼女とのデートが近づくと、できる限り禁欲を心がけたり、精力を増強するためのドリンクを事前に飲んだりしていましたが、残念ながら効果は薄く、ED用のサプリメントを試しても自分の体質には合わず、体調を崩してしまうことが多かったのです。結果として、非常に辛い思いをすることになりました。

風俗で憂さ晴らし

その頃、私の男性としてのプライドは完全に打ちひしがれてしまい、彼女が一生懸命に私の下半身を元気にしようと努力してくれても、全く効果がなく、さらに気持ちが沈んでいきました。最終的には、彼女に対して冷たい態度をとってしまい、別れる結果となってしまいました。

その後は、自暴自棄になってしまい、ソープランドや風俗、デリヘルなどで様々な女性と関係を持とうとしましたが、そこで出会った女の子にも苦笑いされるほど、元気のなさが際立ってしまいました。結局、そんな生活も1年ほどで終わりを迎え、何をしても元気になれないと諦め、完全に女っ気のない生活を送ることになりました。

彼女がこっそりしてくれたこと。

そんなある日、職場で同僚の女性との仕事が増えるにつれて、自然に距離が縮まり、食事に誘われたりするようになりました。彼女の好意を感じつつも、また同じような状況になるのではないかと心配し、自ら行動を起こすことができずにいました。すると、彼女がしびれを切らして告白してくれました。私は自分に自信が持てないことを正直に打ち明けると、彼女から「それでもいいから付き合ってほしい」と言ってもらい、晴れて交際が始まりました。

驚くことに、彼女と付き合い始めてからというもの、なぜか精力が戻ってきたようで、久しぶりにしっかりと夜の営みを楽しむことができるようになりました。急に元気になった自分に驚き、彼女にその理由を尋ねてみると、「気づかれないように精力に良い食べ物を取り入れて料理を作っていた」とのことでした。料理が得意な彼女だとは思っていましたが、そんなことまで考えてくれていたなんて、本当に感動しました。

やはり、サプリメントに頼るのではなく、毎日の食事が重要だと実感しました。それからは、自分自身でも外食の際にはナッツ類や魚介類を含むメニューを積極的に選ぶように心がけるようになりました。