

こんにちは、マコトです。突然ですが、あなたはお酒を飲んだ後に勃起しないと感じたことはありませんか?
普段から勃ちにくいと感じる男性にとっては、お酒を飲むことで中折れするばかりか、まったく勃起しないという困った状況に陥ることもあるかもしれません。この現象は実は「ウィスキー・ディック現象」として知られています。
それでは、なぜお酒を摂取すると勃たなくなってしまうのでしょうか?この記事では、お酒がもたらす勃たない原因について、医学的な観点から詳しく探っていきたいと思います。
目次
1、アルコールで勃たない原因とは?

アルコールが勃起を妨げる主な理由を一言で言うと、「神経伝達が鈍くなるからです」。
勃起は脳の興奮が陰茎に伝達されることで生じますが、アルコールを摂取することで神経伝達が鈍くなるため、脳からの興奮が陰茎にうまく届かなくなってしまうのです。
ここで、勃起に至るまでのプロセスを簡単に振り返ってみましょう。
1、性的な刺激を受ける(五感で感じる)
2、脳の中枢(勃起)神経が興奮する。
3、中枢神経から興奮の電気信号が脊椎を通りペニス(陰茎)に伝わる。
4、陰茎の中にある陰茎海綿体(たくさんの毛細血管)内で「一酸化窒素(NO)」が発生する。
5、「一酸化窒素(NO)」によって「サイクリックGMP」という物質が増加する。
6、「サイクリックGMP」が筋肉を緩め、血管を拡張させる。
7、広がった血管に血液が流れ込み、陰茎が膨れ上がり勃起する。
この7つのステップが正常に機能することで、勃起が成立します。お酒を飲むと特に「3、中枢神経から興奮の電気信号が脊椎を通り陰茎に伝わる。」の部分が正常に機能しなくなり、スムーズに勃起できなくなります。
お酒を過剰に摂取すると、この一時的な勃起不全は誰にでも起こり得る現象です。したがって、お酒を飲んだからといって、必ずしも完全なED(勃起不全)だとは限らないのです。
「でも、若い頃はお酒を飲んでもビンビンに勃起していたのに…」と感じるかもしれません。確かに、若い時は体が活性化しており、神経伝達の能力や血流、お酒の分解速度も優れていたため、その時には問題が生じなかったかもしれません。しかし、年齢を重ねるにつれて、これらの機能は次第に劣化していくため、お酒による勃たない頻度が増えていくのです。
「この日は絶対に勃たせたい!」という特別な日には、できる限りお酒を控えるか、飲むとしても1〜2杯程度のビールに抑えておく方が賢明でしょう。
2、お酒を飲むとED治療薬が効きやすくなるのは本当?それとも嘘!?

「お酒を飲むことでリラックスし、ED治療薬が効きやすくなる!」という主張をしているサイトを見かけることがありますが、注意が必要です。これは誤解です。

確かにお酒には神経伝達を遅延させるリラックス効果がありますので、「緊張による心因性ED」の場合には、少量のお酒が勃起を助けることがあるのです。
しかし、飲みすぎてしまうと、脳から陰茎に興奮が伝わらなくなり、「やる気があっても」勃たなくなってしまうのです。
お酒は身体をリラックスさせ、血圧を下げる効果がありますが、同時にED治療薬も血管を広げ、血圧を下げる作用があるため、同時に摂取することで立ちくらみなどの「貧血」症状を引き起こす可能性があることも考慮すべきです。
ED治療薬を使用する際には、お酒をできる限り控える方が安全だと言えるでしょう。
3、精力サプリメントを摂取すればお酒の影響を受けなくなるという噂について

お酒を飲む前に、マカやクラチャイダム、亜鉛などの精力サプリメントを摂取すれば、勃起力が向上し、勃ちやすくなると考える専門家も存在しますが、これは医学的に証明されていないことです。
「アルコールによる神経伝達の抑制」と「精力」に関する戦いと言えますが、サプリメントによって精子の量が増加したり、男性ホルモン(テストステロン)の生成が促進されることで、アルコールの悪影響を上回り、酔っている状態でも勃起できる可能性があると考えられています。ネット上にはそのような口コミも多く見受けられます。
実際、精力の強い20代前半の男性の場合、お酒で勃たなくなることは少ないでしょう。

私たちの見解としては、日常生活における習慣を見直し、サプリメントを用いて精力に必要な栄養をしっかりと摂取することで、お酒に勝つための精力を身につけることができるのではないかと考えています。
精力が低下し始める30代以降の男性は、サプリメントを試してみる価値があるでしょう。
4、お酒が男性ホルモン(テストステロン)の生成を減少させる理由

テストステロン(男性ホルモン)は、お酒の影響によってその分泌が抑制されてしまうことがあります。
テストステロンは、男性が五感を通じて性的な刺激を受けた際に放出され、陰茎への性的興奮を伝える信号となる重要なホルモンです。
精力にとって不可欠なテストステロンですが、なぜお酒がその分泌を妨げるのでしょうか?
お酒はあそこで分解されるって本当!?
アルコールを摂取すると、肝臓に運ばれて分解されます。
しかし、アルコールを分解する臓器は肝臓だけではありません。実は、「精巣」にもアルコール分解酵素が存在しているのです。
肝臓が負担を受けると、それを軽減するために精巣もアルコールを分解する役割を果たします。
精巣内でアルコールが分解されると、「アセトアルデヒド」という物質が生成されます。

このアセトアルデヒドは、テストステロンの分泌を抑制する特性を持っており、その結果「飲みすぎることで勃起力が低下する」ということにつながるのです。
(※)「アセトアルデヒド」は二日酔いの原因物質とも言われています。飲みすぎた際に二日酔いになるのは、肝臓だけではなく精巣でもアルコールが分解されることでアセトアルデヒドが発生し、頭痛やその他の二日酔いの症状が引き起こされるのです。
5、ED治療薬のシアリスはお酒の影響を受けない!?

ED治療薬の中でも「シアリス」は、飲酒前後の服用が許可されている数少ない薬です。
シアリスが勃起力を高めるメカニズムを簡単に説明すると、タダラフィルという成分が勃起を妨げる酵素(PDF5)を抑制し、スムーズな勃起を促進してくれるのです。
ただし、飲みすぎると神経伝達が鈍くなるため、興奮が陰茎に伝わらず、勃起が難しくなるという問題が生じることがあります。
1〜2杯程度のお酒は特に問題ありませんが、過度な飲酒はシアリスの効果を損なう可能性があるため、注意が必要です。
6、飲酒による勃たない原因まとめ

お酒が勃たないメカニズムについて理解が深まったでしょうか?
「緊張による心因性ED」の場合、少量のお酒が緊張を和らげ、神経をリラックスさせることで勃起しやすくなることがあります。
しかし、過度な飲酒は、脳から陰茎に興奮の神経伝達が正常に行われなくなり、勃たない原因となります。
また、肝臓でのアルコール分解が追いつかず、限界を超えると精巣内でのアルコール分解が始まります。
その結果、精力の源であるテストステロン(男性ホルモン)が抑制されるアセトアルデヒドが生成され、EDや中折れを引き起こすことになります。
さらに、二日酔いにもなりやすくなるため、お酒は「ゆっくり」「ほどほど」に楽しむことを意識すれば、精力に与える影響を最小限に抑えることができるでしょう。
また、高価なED治療薬を購入して服用しても、お酒の影響でその効果が損なわれることもあります。
ED治療薬の中でもシアリスは比較的お酒の影響を受けにくいとされていますが、神経伝達が遅れるほど飲酒してしまうのでは、本末転倒です。
お酒はうまく付き合えば、心身ともにリラックスさせ、情熱的な夜を演出する手助けとなります。
ご自身の飲酒の許容範囲をしっかりと把握して、賢くお酒を楽しんでくださいね!

私自身、以前はお酒の影響で数え切れないほどの失敗を繰り返してきました^^;
妻と今晩は早めに帰る約束をしたものの、週末になると上司に誘われたり、接待があったりして、どうしてもお酒を飲まざるを得ない状況に陥ってしまうことが多かったのです。
また、お酒が入ると気持ちが大きくなりすぎて、つい飲みすぎてしまうこともあります。
その結果、帰宅後に妻と夜を過ごそうとしても、既にお酒の匂いで妻が不機嫌になっていることが多いのです。これは当然のことですよね(笑)
最後には、雰囲気を作ろうとしても、思うように事が運ばず、中折れしてしまい、結局はお互いに背を向けて眠るという一夜になってしまうのです。
お酒に弱い男性は、お酒との付き合い方を工夫する必要があると痛感しています^^
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